世界は広がる Toronto to Paris

昨日、私に新しい人との出会いがありました。そして、今日、お友達になりました。

インスタグラムで見た写真に動かされ、メッセージを残したことがきっかけでした。パリでカメラマンとして活躍している彼の写真には、何か暖かな、自然にシェアできる瞬間が映っていました。あの場には私はいたこともないし、あの瞬間を見ていたわけでもないのに、まるで知っているかのような気分になり、フランス語がまったくわからない私ですが、どうしても話をしてみたいと思い、とりあえず英語でコンタクトをとってみることにしました。

彼から驚くほど速く返事が返ってきました。文章からもその暖かな人柄が感じ取られ、安心してまた次の会話が生まれます。「つたない英語でごめんなさい」と言う私に対し、「僕の英語もパーフェクトではないから気にしないで」という優しい一言から始まり、写真のこと、アートのことなど話題が付きません。何度かメールが行ったり来たりしている間に、すっかり言葉もラフになり、結局、時差も忘れて夜遅くまで話し込んでしまいました。

フォトグラファーという仕事に、敬意を表します。素晴らしい仕事です。写真自体が美しいかどうかということだけしか今まで考えていませんでしたが、一瞬の出来事をその時のままの感情を含めてとらえ、未来に残していける仕事ってほかにないように思えます。自分すら見ることのできないその瞬間の表情をとらえ、会ったこともないかもしれない異なった人物がその1枚を見て動かされていく...やっぱり素晴らしいことです!

お互いさっきまでまったく知らない者同士。パリとトロントという全く異なった場所にいて、いきなり始まるリレーションシップ。はっきり言ってテクノロジーというもの自体、普段どんなに便利に使ってお世話になっていても、ありがたさを感ずることも少なく、まるで当然のように普段使いとなり、それほど重要と思う機会もないのですが、こんな風に出会うこともあるということを体験し、やはりすごいことだと認識させられました。そして、改めて英語の重要性も。(もっと勉強しなくちゃ!)

彼と長話をしたあと、私がどうしてもほしかった写真をいくつか発注し、今日その手順が終了しました。あとはその写真を私が贈りたい人に送るだけ。人の作り出した一瞬を、彼のカメラだけが時を止めて残し、それが私の手元に届き、また、誰かさんとその一瞬をシェアできる。便利さを超えて、何か感動的でさえあります。やはりテクノジーに感謝すべきでしょうかね...

私には残念ながら写真に瞬間を残すという才はありません。せいぜい彼や彼のようなフォトグラファー達の作品を楽しませてもらうことにします。もしかしたらまた、素晴らしい機会に出会えるかもしれません。こうしてまた私の世界は広がっていくのだと思うと、またまたワクワク、ドキドキしてきます。

いくつになってもこれって必要。いい感じ...
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Profile

Author: tamami gavrilovic

エタラジスト
窓を装飾する人という意味の仏語
以前西武百貨店に店内装飾の担当者として勤務していた際に呼ばれていました。
カナダに移り住み13年。今も日々の生活を自分なりに魅力的に作っていく人生のエタラジストでありたいと思います。
Toronto市内のロフトに移って3年。最近は絵を描くことに夢中です。
Life is hard ではありますが、Life is wonderful でもあると信じています。

Instagram tamamigavrilovic

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